目次
VBAのリストボックス基礎
① リストボックスの追加と基本設定
VBAでリストボックスをユーザーフォームに追加する方法には、ツールボックスを使用する方法があります。ツールボックスからリストボックスを選択し、ユーザーフォーム上に配置する手順で行います。その後、プロパティウィンドウで詳細な設定を行うことができます。
② リストボックスへのデータ追加
リストボックスにデータを追加する際は、「AddItem」メソッドを用いることが一般的です。これにより、リストボックスに直接値を追加することができます。また、セルの値や配列を用いてリストにデータを追加することも可能です。
③ リストボックスのプロパティとカスタマイズ
リストボックスのプロパティは多岐にわたり、背景色、枠線のスタイル、文字のフォントなどをカスタマイズできます。また、リストボックスで複数選択が可能かどうかや、テキストの位置なども設定できます。
サンプルコード
Sub ListBoxExample()
Dim frm As UserForm
Dim lstBox As MSForms.ListBox
Dim i As Integer
' 新しいユーザーフォームの作成
Set frm = VBA.UserForms.Add("UserForm1")
' リストボックスの作成
Set lstBox = frm.Controls.Add("Forms.ListBox.1", "List1", True)
With lstBox
.Top = 10
.Left = 10
.Width = 100
.Height = 100
' リストボックスに項目を追加
For i = 1 To 5
.AddItem "項目 " & i
Next i
End With
' ユーザーフォームの表示
frm.Show
End Sub
解説:
このコードでは、まず新しいユーザーフォームを作成し、その上にリストボックスを追加しています。その後、リストボックスに5つの項目を追加し、ユーザーフォームを表示しています。